2020年3月、やっとチャンネル登録者1000人の壁を越えることができました。チャンネル登録者1000人は、公開動画の総再生時間4000時間と共に、YouTuberとして収益・収入を得るために絶対に超えなければならない壁です。

そして、チャンネル登録者1000人と公開動画の総再生時間4000時間の二つのハードルを越えると、以下のようにYouTuberとして収益・収入を得ることができるYouTubeパートナープログラムに参加することができます。

今回の記事では、この二つのハードルを越える為に僕がやったことをまとめてみたいと思います。

1000人超えた時の状況

1000人超えた時の状況ですが、以下のような感じです。

  • チャンネル開設:ちょうど1年
  • 動画投稿本数:44本
  • 直前1ヶ月のチャンネル登録数の増加:500

チャンネル登録者1000人を越える為に僕がやったこと

やったことその1:ニーズ、ニーズ、ニーズ!満たされていないニーズを見出す

YouTubeですが、はっきり言って今や多くのYouTuberが凌ぎを削るレッドオーシャンです。レッドオーシャンですが、それでもまだ満たされてない動画の視聴ニーズはたくさんあります。この満たされていない動画ニーズを見つけることが勝敗を分かつ唯一最大のポイントです。

チャンネル登録者は言わば、「あなたが作る動画をこれからも視聴したい!」というファンを作る作業です。そのため、適当に動画を作ってもチャンネル登録者は絶対に伸びません。

なぜそう思うのかというと、今回1000人を超えたチャンネルの前に、別のチャンネルを開設した経験があるからです。よく「YouTuberは最低100本投稿してからがスタートライン!」みたいな攻略方法を見かけたりしますが、僕はこのチャンネルで実際に100本の動画を公開しました。

その結果は・・・チャンネル登録者80人です。

莫大な労力をかけて、80人。このペースでは、1000人越える為に10000本以上の動画を公開する必要があります。

そこで、このチャンネルは捨てて、別のチャンネルに挑戦することにしました。その新しいチャンネルを作る上では、その分野に置けるYouTuberの投稿動画の内容を分析し、誰も手をつけていないブルーオーシャンの領域を見つけることにしました。つまり、何らかの分野でNo.1 だと認識してもらえるようなポジションを取る必要があります。

こうした分野を見つける上では、ランチェスター経営の考え方を応用すると非常に考え易いはずです。

例えば、料理動画は数多くありますが、カテゴリを狭めていって、No.1 と認識してもらえるような領域に落とし込んでいきます。

料理 > 和食 > 5分以内に調理可能な和食料理レシピ

こんな感じです。

やったことその2:動画撮影機材を用意する

基本はiPhone

動画撮影機材ですが、僕が使っているのは基本的にiPhoneだけです。最近のスマホは非常に性能がいいので、多くの動画撮影では十分だと思います。

ただし周辺機器は必要

ただし、周辺機器は最低限必要になります。僕が持っているのは以下の2つです。

まず三脚です。これは固定映像を取るために必要です。

もう一つがジンバルです。これは外で撮影するときに絶対に持っておきたい機器です。外で動きのある動画をiPhoneで撮影するときに、このジンバルで撮影すると手ブレのない、非常にスムーズな映像を取ることができます。はっきり言って、超オススメです。

やったことその3:動画編集ソフトを選び、編集スキルを学ぶ

動画編集ソフトを選ぶ

動画編集ですが、非常に奥の深い領域です。まずどのソフトを使うかを考えるところから始める必要がありますが、僕はMacに無料で付いているiMovieを使っています。Windowsの場合はMovieメーカーが無料で使えますが、私見ですが、本当にダサい動画しか作れません。

そのため、Windowsの人は迷わず編集ソフトを購入した方が良いと思います。編集ソフトは色々ありますが、やはりAdobe Premierがもっとも良いようです。

実は僕も将来的にはAdobe Premier をマスターしたいとは思っていますが、Adobe Premier を使うためにはAdobe Creative Cloudを申し込む必要があり、この月額が馬鹿になりません。

Proバージョンを使いたければ、毎月5000円を支払う必要があります。

なおAdobe Premier には買い切り型もあります。最新バージョンにアップデートはできませんが、初期費用を抑えたい方にはオススメです。

編集スキルを学ぶ

編集スキルですが、僕がやっているのは以下のような作業です。

  1. 撮影動画のパソコンへの取り込み(iPhoneからMacにAirDropを使って転送)
  2. 無駄な撮影部分の削除
  3. 冗長な部分(移動時等)の短縮
  4. 字幕の追加
  5. 場面の切り替わり時のエフェクト追加
  6. BGMの追加
  7. グリーンスクリーンを使ったタイトルの常時表示
  8. 動画の書き出し

なお、外で撮影する場合、最大の鬼門は音声ですが、ここは踏み込むと非常に深い部分なので、僕は基本音声は諦めています。

やったことその4:サムネイルに力を入れる

サムネイルとは、動画の表紙です。このサムネイルの質によって、おすすめや関連動画で表示されたときのクリック率を改善することができます。サムネイルは色々な作り方がありますが、僕はMicrosoftのPowerPointを使っています。

やったことその5:チャネルを編集する

YouTubeですが、チャネル管理者向けに、チャネルを編集する機能があります。ここら辺は手を抜かずに、ちゃんと編集します。

  • アイコン
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  • プレイリスト
  • 概要
  • ハッシュタグ

やったことその6:視聴者の動向を確認しながら動画を作り続ける

動画を投稿し始めると、視聴回数を稼げる動画、滞在期間が長い動画、評価が高い動画などの傾向が分かってくるので、より良い反応の得られる動画の傾向を学びながら、動画を投稿していきいます。

なお、巷には100本作るところがスタートライン、みたいな都市伝説もありますが、全くそんなことはありません。動画の公式は以下のようなものだと思います。

動画のコンテンツ力 ✖️動画本数 = チャネルパワー

つまり、動画の本数が少なくても、コンテンツ力が高ければチャンネル登録者数を効果的に集めることができます。