積立式定期預金を活用して、生活防衛資金を自動的に貯金する。お勧めは最高金利のイオン銀行

定期預金は素晴らしい仕組みです。その中でも、自動的にお金が溜まっていく積立式定期預金は、いざという時の生活を守る貯金「生活防衛資金」の貯蓄に最適です。

今回は僕が活用している定期預金について説明してみたいと思います。

この記事の目次

定期預金とは？　まずは預金の種類を考える

銀行の預金ですが、通常４つの種類があります。

普通預金：

自由に預け入れ、払い戻しができる預金です。普通はこの預金口座を使っています。

当座預金：

当座預金は、法人がが手形や小切手の支払を決済するための口座です。ですから、一般人の僕たちはあまり接点がありません。

貯蓄預金：

貯蓄預金は、残高に基準額を設け、最終残高が基準額に達した日について普通預金より高い利率を適用する出し入れ自由の預金です。残高に基準値がある、というのが最大のポイントで、最低貯蓄額を下回ると、金利が下がったりします。

定期預金：

定期預金は、満期日または据置期間を設定し、満期日まで、または据置期間中の払戻をしない条件で一定の金額を預け入れる預金です。さらに、この定期預金を毎月の一定期日に自動振替することを積立預金、または積立式定期と呼びます。

以下がそれぞれの預金の特徴をまとめた比較表です。

我が家は、毎月のサラリーマン収入をこの積立式定期預金を活用しています。

毎月、給料が入金された瞬間、自動的に定期預金口座に一定金額が移るようになっています。この方法には以下のようなメリットがあります。

さらに、我が家ではこの定期預金を毎年見直し、基本的に昇給した分をそのまま定期預金に追加するようにしています。

これは生活のレベルを上げないようにするための工夫です。

定期預金の選び方ですが、以下のようなポイントがあります。

金利の利率が低ければお話になりません。

定期預金を始める際に、期間を選ぶことになります。期間の選択は1か月から10年の間で、一般に長期ほど高利率となります。ただし、市場動向によっては短期の方が高くなるなど、変動することもあります。

単利というのは、自分が預け入れたお金に対してだけ、金利がつくものです。

一方、複利は自分が預け入れたお金だけでなく、過去の利子に対しても金利がつくものです。

当然、複利プランの方が預金者に有利です。

銀行のプランによっては、預金金額の大小に応じて適用される金利が変わることもあります。

金利が一定金額を保証される固定金利なのか、マーケットの状況に合わせて上下する変動金利なのかを選ぶものです。

一長一短なので、どちらが良いかは一概には言えません。マーケットの状況が良くて、金利が上がる場合は変更金利の方が有利になるでしょうが、将来マーケットの状況が悪くなると固定の方がトータルでは金利が良くなるとも考えられます。

将来をどう見るか、自分次第です。

満期になるとお金を引き出すことができるようになりますが、これを自動継続するかどうかを選びます。理由がない限り、自動継続が良いでしょう。

2019年5月現在、イオン銀行の積立定期の金利が最高で、0.08％となっています。楽天銀行でさえ0.04％なので、群を抜いています。

上記の選び方を当てはめると、以下のようになります。