ビジネス系のブログで健康の話をするのも何だと思いますが、健康を害すると日々のパフォーマンスにも大きな影響及ぼすため、今回は花粉症について書いてみたいと思います。

僕が花粉症に発症したのは海外留学中

僕が花粉症に発症したのは十年ほど前、海外留学から帰国した年からです。29歳までずっと日本国内しか暮らしたことがなく、それまでは花粉症とは無縁の生活をしていたのに、2年のMBA留学から帰国してから、突如スギ花粉に反応するようになったのです。

ちなみに、僕が留学していたのはアメリカでも自然豊かな田舎の街で、大気汚染にやられたとも考えにくく、なぜ突然花粉症を発症してしまったのか、皆目見当がつかない、という状況でした。

ちなみに以下が僕が留学中に住んでいた家族寮の景色です。

毎年2月から4月は地獄

この苦しみは花粉症を発症している人しか分からないと思いますが、花粉症の時期はとにかく辛い。何もしないと、蛇口を開けたかのように鼻から水っぽい鼻水が止まることなく流れ出てくるのです。

この期間の僕は、点鼻薬とアレグラ等の抗ヒスタミン剤が手放せません。それでも鼻水が完全に止まらないのです。

特に苦しいのが夜中で、毎日鼻詰まりで眠れず、夜中や早朝に息苦しくて目が覚める・・そんな毎日です。

今まで試した花粉症対策

今までヨーグルトが効くとか、ルイボスティーやドクダミがいいとか、色々試しましたが、まるで効果なし。レーザーで鼻を焼いた友人もいましたが、そこまでする勇気もなく、根本治療の方法をなんとか見つけたいと願う日々でした。

先日日経新聞の広告で溝口徹先生の「花粉症は1週間で治る!」を見て即買い

僕は毎日日経新聞を読んでいますが、先日日経新聞の広告で溝口徹先生の「花粉症は1週間で治る!」を見つけて、その場でアマゾンでポチ! 翌日に届いてから読み始めました。

溝口徹先生の「花粉症は1週間で治る!」を読んで花粉症対策の本質に開眼

この溝口徹先生の「花粉症は1週間で治る!」を読んで、僕はようやく突然花粉症を発症したのか、またどのように根本治療をするべきなのか開眼しました。

結論から言うと、僕が花粉症に発症したのは「体質」が変化したからです。そのため、根本治療の方向性はシンプルで、「体質」をもう一度変化させることです。そして、鍵を握るのは食生活です。

僕がアレルギー体質になったのは留学中、そして留学後のジャンクフードが原因

僕がアレルギー体質になったのは留学中、そして留学後のジャンクフードが原因です。

留学の前後で大きく一つ変わったことがあるのですが、それは体重です。身長170cmの僕はもともと65キロくらいの体重でしたが、留学を経て僕の体重は平均73帰路になっていました。

太った原因は簡単で、毎日の食事がドーナツやハンバーガー、ソフトドリンクばかりだったからです。何せ、大学のカフェテリアに売っているのが、ジャンクフードしかありません。またフードコートに行っても、ファストフードの店ばかり。当時の僕は毎日カフェテリアのドーナツを頬張り、週に何度もバーガーキングのワッパーJr.を食べ、月に何度もピザを食べていました。ソフトドリンクを飲まない週もありません。何せ、どこに行っても飲み放題なのですから。

上記すべて、留学前の僕には全くなかった食生活です。そして一度身についた食生活は留学後も続くこととなりました。

これらにより、結果的に体質が変わり、アレルギー体質になってしまったのです。

「花粉症は1週間で治る!」が勧めるのはオーソモレキュラー療法

「花粉症は1週間で治る!」が勧めるのはオーソモレキュラー療法という体質改善の方法です。

オーソモレキュラー療法の基本概念は、体に必要な栄養素を理想的なレベルまで共有し、体に必要な栄養素を邪魔する食べ物を制限するというものです。いわゆる食べて治す治療方法になります。

簡単に、オーソモレキュラー療法で勧められている「食べるべきもの」と「避けるべきもの」をリストアップしておきます。

食べるべき7つの栄養素

  1. タンパク質(肉、魚、大豆製品)→ より良い細胞へ作り変えるために必要な栄養素。同じものを食べないことが大切
  2. 食物繊維 (野菜)→ 栄養素を効果的に消化吸収する腸の調子を良くする善玉菌を増やす栄養素
  3. ビタミンD (サプリメント)→ アレルギー症状を鎮める効果がある
  4. 良質な飽和脂肪酸の脂質(バター、ラード、ココナツオイル)→細胞膜の原料となる
  5. 良質な不飽和脂肪酸の脂質(青魚の脂身、エゴマ油などのオメガ3系の脂質、胡麻油、コーン油などのオメガ6系の脂質)→細胞膜の原料となるが、体内生成不可。食事でしか取れない
  6. 鉄分(レバー、赤身肉など)→毎月の生理で鉄分が流出するため、特に女性に必要
  7. 亜鉛(カキなど)→免疫強化と異物の侵入抑制に役立つ

避けるべき4つの食べ物

  1. 乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)→ 乳たんぱくが腸内環境を悪化させることがある
  2. 小麦製品全般→ 小麦に含まれる「グルテン」がアレルゲンになったり、腸内環境を悪化させることがある
  3. マーガリン、ショートニング→ もともと自然界に存在しないもの。有害なトランス脂肪酸が入っている
  4. 糖質(炭水化物全般、お菓子、ジュースなど)→ 諸悪の根源

オーソモレキュラー療法・僕の実践内容

朝食だけは炭水化物を許可

まず、朝食ですが、朝だけは炭水化物を取ることにしました。食べるているのは納豆ご飯か、オートミールです。パン類はすべてやめました。

昼食は野菜と肉

僕の昼食はほとんどがコンビニです。しかし、コンビニ売っているものの中で、健康に良いものを探す方が難しいのではないでしょうか。野菜等もありますが、割高です。

そこで、少しオフィスから歩きますが、スーパーへ行って、サラダと肉類を購入することにしました。エゴマ油も売っていたので、これをサラダにかけて食べています。飲み物はジュースはやめて豆乳になりました。

間食は完全に禁止

今までは小腹が空いたらすぐにお菓子を間食として食べていましたが、すべてやめました。職場にオフィスグリコがあり、僕の相棒でしたが、絶交です。笑

夕食はおかずのみ

夕食は奥さんが毎日色々なものを作ってくれますが、ご飯以外のおかずだけを食べるようにしています。

昨晩はカレーライスでしたが、ライスなしのカレーをいただきました。

ビタミンDのサプリメントを購入

ビタミンDのサプリメントをネットで購入しました。大塚製薬 ネイチャーメイド スーパービタミンDという商品です。

実践の結果は・・

実践1週間後報告

実践してまだ1週間弱ですが、ここ数日は点鼻薬も抗ヒスタミン剤も使っていません。オーソモレキュラー療法の効果が上がっているのか、スギ花粉の散布量が少ないのか良くわかりませんが。鼻水は完全に止まったわけではありませんが、蛇口は以前よりも確実に閉まっています!

今年の花粉症シーズンはすでに後半になっているので、このオーソモレキュラー療法を一年間継続して、来年の2月に入っても症状がでなければ根治、と言うことになります。自分の体を使って実験したいと思います。

何れにせよ、オーソモレキュラー療法について詳しいことが知りたければ、是非「花粉症は1週間で治る!」を読んでみてください。

追記:実践3週間後報告

相変わらず点鼻薬も抗ヒスタミン剤も利用なし。先週末は杉林の中のバーベキュー場に友人たちと行きましたが、ちょっと鼻水が出た程度。去年同じような場所に行った時は呼吸困難になって、慌てて逃げ帰ったことを考えると信じられません。

ランチは相変わらずサラダと肉類だけ。しかし、オイルをかけているせいか、腹持ちは悪くなく、完食も全くせずに夕食まで頑張れています。大好物のラーメンが食べれないのは悲しいですが、花粉症のあの苦しみに比べたら・・。

職場の花粉症がひどい友人はまだ苦しんでいますが、僕はもう終わったような気がします。あとはとにかく来年のシーズンまで実践し続けることができるかどうか。

追記:実践1.5ヶ月後報告

変わらず点鼻薬も抗ヒスタミン剤も利用なし。調子に乗って、小麦製品を食べると、鼻水が出るような気がする。パンも、麺類も大好物でしたが、全く食べなくなりました。クッキーなどのお菓子も食べていません。原材料がコーンでできているものは食べています。アイスクリームも大好物でしたが、乳製品のものはやめました。ガリガリ君とかは食べます。

繰り返しになりますが、来年の花粉症シーズンまで実践し続けることができるかどうか。

しかし、今年の花粉症戦線については、最後に勝利したと言っても良いのではないかと思います。