先日、ふと思い至って、過去15年間のAmazonアソシエイトの合計実績を調べてみました。
僕とAmazonアソシエイトの付き合いは15年
アフィリエイトは新卒の同期が教えてくれた
僕がAmazonアソシエイトに登録したのは、新入社員の時です。入社したのは日系のIT企業でしたが、商社系のIT企業だったので変わり者が多く、その中の一人にアフィリエイトで何十万も稼いでいる人がいました。
大学で統計を学んでいた彼は、「動物占い」のサイトを作って、稼いでいました。サイトに行くと誕生日を入力する箇所があり、そこに自分の誕生日を入力して、ボタンを押すとアルゴリズムによって、「あなたはサルです」@あなたはライオンです」のように、自分にあった動物とその特徴が表示される、といったものでした。
彼のアフィリエイトは単純で、そのページにバナーが貼ってあるだけでしたが、当時「動物占い」というキーワードで上位表示されていたこともあり、何十万も収入が発生していました。
同期の勧めでAmazonアソシエイトに登録。当時は審査が甘かった
Amazonアソシエイトは、その彼が僕に教えてくれたのです。
当時はWordpressも今ほど発達しておらず、民間のブログサービスを使って稼ぐか、HTMLでゴリゴリとサイトを作ってサーバーにアップするという方法が主流でした。
僕の場合は、HTMLの知識がなかったので、確か楽天ブログか何かを使って、しょぼいブログを立ち上げて審査を通した記憶があります。
今ではAmazonアソシエイトの審査が厳しいことで有名ですが、当時は競合が少なかったためか、審査はゆるゆるでした。笑
初報酬から入金までは実に4年!笑
以下の通り、初めて報酬が発生したのが2004年ですが、これはアフィリエイトを教えてくれた同期と別の同期の友人が、Amazonでパソコンを買う予定だからと、わざわざ僕のリンクを踏んでくれたために発生したものです。
しかし、その後何もしなかったので、追加報酬はストップ。
2007年から報酬が増え始めたのは、MBA留学中のブログに、ちょこちょことリンクを貼るようになったからです。それでも、発生した収入は月数百円。2008年の4月にやっと累計5000円を超えて、手数料を引いた4790円が振り込まれました。これには感動しました。笑
Amazonアソシエイト15年間の報酬総額は89万円!
という訳で、2007年以降は、プラットフォームをMovalTypeからWordpressに変えながらコツコツと記事を増やし、以下のような実績になりました。
この記事を書いている2019年4月現在、累計総額89万円です。
以下が推移です。
年 | 紹介料合計 |
---|---|
2004年 | 3,000円 |
2007年 | 10,555円 |
2008年 | 30,145円 |
2009年 | 45,408円 |
2010年 | 42,047円 |
2011年 | 48,252円 |
2012年 | 60,331円 |
2013年 | 46,840円 |
2014年 | 33,601円 |
2015年 | 46,593円 |
2016年 | 156,316円 |
2017年 | 222,094円 |
2018年 | 119,484円 |
2019年第一四半期 | 34,166円 |
ピークは2017年で、毎月平均2万円が振り込まれるようになり、このまま月5万円を目指そう!と意気込んでいましたが、ネットビジネスはそんなに甘くありませんでした。
昨年は上位表示されていた記事が落ち込んで半減、今年は横ばいの予想です。
Amazonアソシエイトのメリット
アドセンスやASPなどと比較して、Amazonアソシエイトには以下のようなメリットがあると感じています。
メリット1:圧倒的な品揃え
地球最大のショッピングモールと化したAmazonは、紹介できない商品を探すのが難しいくらいです。取り扱い商品数は2-3億点、売上は恐らく1.5兆円ではないかと思います。
メリット2:広告ブロッカーを回避できる
広告ブロッカーは、スマホで消費パケットを節約するために人気が高まったサービスで、このブロッカーを入れると、アフィリエイトリンクやGoogle アドセンスの広告、さらに他の広告ネットワークの配信をブロックすることができてしまいます。
数年前から、スマホやパソコンで利用されるようになってきた広告ブロッカーの影響をAmazonアソシエイトは受けません。
メリット3:振込は5000円から
多くのASPでは1000円から振込をしてくれるので、それよりはハードルはずっと高いですが、Google アドセンスは8000円であることを考えると、Amazonアソシエイトは良心的とも言えます。
僕が実践しているAmazonアソシエイトの紹介方法
僕が実践しているAmazonアソシエイトの紹介方法ですが、専らプラグインに頼っています。
現在使っているのはAmazonJS。しかし・・
現在使っているのは、AmazonJSというサービスです。
しかし、この便利なプラグインは以下の2つの課題があり、将来性はちょっと怪しい感じになっています。
- AmazonJSはGoogleが推進しているAMPに対応していない
- WordPress 5.0以降の新しいエディタ「Gutenberg」で動かない
AMPとは、Accelerated Mobile Pagesの略で、Googleが推奨しているコンテンツを高速に表示させるための手法のことです。詳細は割愛しますが、AmazonJSは対応していません。
また、WordPress5.0以降の新しいエディタ「Gutenberg」で動かないので、僕の場合はWordPress5.0以降にアップグレードした後で、Classic Editorのプラグインを入れて、AmazonJSが動くようにしています。
今後はAmazon公式プラグイン「Associates Link Builder」に移行か
そのため、今後はAmazonの公式プラグイン、Associates Link Builderに移行を検討しています。