口座開設するならどこ? 手数料別・初心者向けのおすすめネット証券を紹介

証券会社の選び方ですが、色々ありますが、どの証券会社も株の仲介という、同じ商品を提供しているいる以上、結局は手数料がほぼ全てです。つまり安ければ安いほどいい、ということです。

証券会社の手数料体系には大きく二つの種類があります。

  1. 一取引ごとに手数料がかかるパターン
  2. 一日の合計金額を元に手数料がかかるパターン

どちらの手数料体系が良いかは、自分の手持ち資金と、取引の頻度、購入対象の銘柄の価格や株数などによって変わってきます。自分が最も取引する頻度が高そうな価格帯と頻度を考え、最適な証券会社を選びましょう。

一取引ごとに手数料がかかるパターン

一取引ごとに手数料がかかるパターンの主要なネット証券の手数料の比較です。

50万円以下の場合、一取引ごとに手数料がかかるパターンであれば、総合的に強いのはDMM株となります。DMM株はポイント制度もあります。ただ、楽天は使い勝手がいい楽天ポイントとの連携があるため、そこも魅力です。

一日の合計金額を元に手数料がかかるパターン

一日の合計金額を元に手数料がかかるプランで取引したい方にとっては、SBI証券か松井証券で悩むとこrです。いずれも10万円まで無料ですが、その後の手数料が変わってきます。

上記2つ以外の手数料体系だと、月額制のSBIネオモバ証券などもあります。こちらは、取引があってもなくても最低月額費用がかかるので、デイトレーダー向けのプランと言えるでしょう。

DMM株(手数料最安値・ポイントも付与)

DMM株の特徴

  • DMM株では手数料に対して1%の株ポイントが貯まる
  • 5万円以上100万円以下の場合、楽天証券よりも手数料が安い

DMM株の手数料

1約定ごとの手数料(国内株式現物)は以下の通りです。

約定代金 手数料(税込)
~5万円以下 54円
~10万円以下 86円
~20万円以下 104円
~50万円以下 194円
~100万円以下 367円
~150万円以下 432円
~300万円以下 648円
300万円超 864円

DMM証券の口座開設・資料請求

SBI証券

SBI証券の特徴

SBI証券はネット証券屈指のシェアを誇る証券会社です。

料金体系がスタンダードプランとアクティブプランのいずれから選ぶことができます。

SBI証券の手数料

SBI証券の手数料は以下のどちらかを選択することができます。

スタンダードプラン

1注文の約定代金に対して手数料がかかります

1注文の約定代金 手数料
5万円まで 54円
10万円まで 97円
20万円まで 113円
50万円まで 270円
50万円まで 463円
100万円まで 525円
150万円まで 628円
3,000万円まで 994円
3,000万円超 1,050円

アクティブプラン

1日の約定代金合計額に対して手数料がかかります

1日の約定代金合計額 手数料
10万円まで 0円
20万円まで 206円
30万円まで 308円
100万円まで 822円
以降100万円増加毎に 432円ずつ増加

SBI証券の口座開設・資料請求

ライブスター証券(最安値帯の手数料)

ライブスター証券の特徴

  • 業界最安値帯の手数料
  • 選べる二つの手数料体系

ライブスター証券の手数料

ライブスター証券では、1注文ごとに手数料を払うパターンと、1日の合計額に応じて手数料を払うパターンの2つがあります。

一律(つどつど)プラン

一律(つどつど)プランは1注文ごとの約定代金に応じた手数料体系です。

約定代金 手数料(税込)
10万円以下 86円
10万円超~20万円以下 104円
20万円超~50万円以下 194円
50万円超~100万円以下 367円
100万円超~150万円以下 432円
150万円超~300万円以下 648円
300万円超 864円

定額(おまとめ)プラン

定額(おまとめ)プランは、1日の約定金合計額に応じた手数料体系です。

1日の約定代金合計額 手数料(税込)
50万円以下 432円
50万円超~100万円以下 648円
100万円超~150万円以下 864円
150万円超~200万円以下 1,080円
以降100万円単位超過ごとに 432円ずつ増加

ライブスター証券の口座開設・資料請求

楽天証券(最安値帯の手数料+楽天ポイントが使える)

楽天証券の特徴

楽天証券の他社との最大の違いは、楽天ポイントとの連携です。

  • 楽天証券ではポイントで投資信託の購入・積立が可能
  • 月1回500円以上のポイント投資で、楽天市場でのお買いものがポイント+1倍に
  • 楽天カードの投信積立で決済額100円につき1ポイントが貯まる

楽天証券の手数料

取引金額 手数料(税込)
5万円まで 54円
10万円まで 97円
20万円まで 113円
50万円まで 270円
100万円まで 525円

楽天証券の口座開設・資料請求

GMOクリック証券

GMOクリック証券の特徴

GMOクリック証券は、1約定ごとプランと1日定額プランの二つの手数料体系を選ぶことができます。

いずれも最安値帯の手数料ですが、1約定ごとプランは〜10万円からとなっているため、5万円以下の少額の取引ならばDMM株や楽天証券に軍配が上がります。

丸三証券も1日定額がありますが、GMOクリック証券の方が安いです。

GMOクリック証券の手数料

1約定ごとプラン
約定代金 手数料(税込)
〜10万円 95円
〜20万円 105円
〜50万円 260円
〜100万円 470円
〜150万円 570円
〜3,000万円 900円
3,000万円超 960円
1日定額プラン
約定代金 手数料(税込)
〜20万円 230円
〜30万円 300円
〜50万円 430円
〜100万円 860円
〜200万円 1,260円
〜300万円 1,660円
300万円超 290円

GMOクリック証券の口座開設・資料請求

マネックス証券(仮想通貨会社も買収)

マネックス証券の特徴

マネックス証券は以前不正アクセスで問題になったコンチェックを買収した会社です。手数料は楽天証券やDMM株と比較するとやや割高です。

マネックス証券の手数料

1注文の約定金額 パソコン スマートフォン用アプリ
10万円以下 108円
10万円超 20万円以下 194円
20万円超 30万円以下 270円
30万円超 40万円以下 378円
40万円超 50万円以下 486円
50万円超 100万円以下 (成行注文)1,080円 (指値注文)1,620円 約定金額の0.1%
100万円超 (成行注文)約定金額の0.1% (指値注文)約定金額の0.15%

マネックス証券の口座開設・資料請求

丸三証券(選べる2つの手数料プラン)

丸三証券の特徴

二つの手数料体系を持っていて、自分の投資スタイルに合わせて料金体系を選択できる。

丸三証券の手数料

1日コース

取引種類(現物・信用)/売買の別/銘柄の別にかかわらず、1日の売買代金をすべて合算して売買手数料を算出します。

1日の売買代金の合計額 手数料(税込)
30万円以下 259円
30万円超5,000万円以下 売買代金×0.0864%
5,000万円超 43,200円

    銘柄コース

    同一日・同一銘柄・同一取引種類を一括りとして売買代金を合算し、それぞれ売買手数料を算出します。

    同一日・同一銘柄・同一取引種類の売買代金の合計額 手数料(税込)
    20万円以下 216円
    20万円超500万円以下 売買代金×0.108%
    500万円超 5,400円

    丸三証券の口座開設・資料請求

    SBIネオモバイル証券(まさかの定額制!短期売買投資家向け)

    SBIネオモバイル証券の特徴

    SBIネオモバイル証券の特徴は以下の通りです。オンライン証券の中でも、非常にユニークなサービスを展開しています。

    • 手数料固定月額制
    • Tポイントで株が購入できる
    • 1株単位での購入も可能

    SBIネオモバイル証券の手数料

    株式取引では、一般的に取引ごとに手数料がかかりますが、ネオモバでは月額のサービス利用料のみなので、頻繁に株の売買をするデイトレーダー向けの証券会社です。

    月間の国内株式約定代金合計額 サービス利用料(税込月額)
    0円~50万円 216円
    300万円 1,080円
    500万円 3,240円
    1,000万円 5,400円
    以下、100万円ごとに1,000円(税込1,080円)が加算されます。(上限なし)

    SBIネオモバイル証券の口座開設・資料請求

    松井証券(10万円までは手数料無料。その後は割高)

    松井証券の特徴

    松井証券はオンライン証券の老舗で、10万円まで手数料無料で有名です。

    しかし、10万円を越えると手数料は他の証券会社と比較すると割高になります。

    松井証券の手数料

    1日の約定代金合計金額 手数料(税込)
    10万円まで 0円
    30万円まで 324円
    50万円まで 540円
    100万円まで 1,080円
    200万円まで 2,160円
    100万円増えるごとに1,080円加算
    1億円超 108,000円(上限)

    松井証券の口座開設・資料請求