結論から言いましょう。Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]は全てのGoogle アドセンサーが読むべき名著です。
「Google AdSense マネタイズの教科書」の内容と最も重要なポイント
この本が素晴らしいのが、書かれている内容が陳腐化しない、普遍的なものだからです。
本書の内容
以下が本書の内容ですが、数年後に更新が必要なのはCaphter4くらいでしょう。
【目次】
CHAPTER_1 長期間アクセスが集まり続ける「テーマ」の選び方
AdSense に「向く」「向かない」テーマの選び方を知り、ずっと収益を生み出すサイトを生み出すCHAPTER_2 アクセス数を安定させる「SEO戦略」
「稼ぎ続ける」ためには「検索順位を維持してアクセスが安定するコンテンツ」の作り方CHAPTER_3 読者にも検索エンジンにも好まれる「サイト構築法」
「稼ぎ続ける」ためには、ナンバー1ではなくオンリー1のコンテンツを作成することが大切です。CHAPTER_4 稼ぎ続けるための「AdSense」の運用方法
「稼ぎ続ける」サイトにおけるAdSenseの実装方法から効果測定までCHAPTER_5 「オーソリティーサイト」になって信頼と権威を積み重ねよう
ニッチな分野であっても「○○といえばこのサイト! 」と1番に思い出してもらえるようにするサイトの構築術CHAPTER_6 10年先も安定して稼ぐために
安定してAdSenseで稼ぐために、核となる考え方、困難に立ち向かうためのメンタルの保ち方と解決法について
本書の中で最も重要なポイント
以下はCHAPTER_1からの引用ですが、以下の引用が本書の中で最も重要だと思います。
月間100万アクセスを超えるサイトを作るには、一つ一つの記事のアクセスが少なくても構いません。情報に流行り廃りがなく、古くならないテーマを選びアクセスを積み重ねていくことが重要なのです。
サイトをずっと運営していて痛感しますが、投資対効果の高いストック型のコンテンツと、一過性のアクセスを集めて消費しまうだけのフロー型のコンテンツがあることが分かります。
芸能人とかのゴシップで稼ぐトレンドサイトはまさに後者ですが、これだと永遠にゴミコンテンツを生み出し続ける奴隷に成り下がります。
「Google AdSense マネタイズの教科書」は前者に焦点を当てることにより、時間の投資対効果を最大にする方法を教えてくれます。
唯一網羅されていないのが、具体的なサイト製作ノウハウですが、ここをあえて避けているのも本書の特徴でしょう。サイト製作ノウハウは日進月歩で、情報が陳腐化するスピードが早いため、本書の内容にも、情報に流行り廃りがなく、古くならないテーマを選択していると言えます。
今年の「Google AdSense マネタイズの教科書」の内容実践と成果
本書の内容を応用してGoogle 検索結果で4位を獲得
この本が出版されたのが2018年ですが、その時に読んで、その内容を応用し、立ち上げたサイトの結果はこの通りです。
参入したメインキーワードで先月4位を獲得しました。4位獲得までの所要時間は5ヶ月くらいです。
本書の内容を僕が応用した手順
僕がした手順は以下の通り。コンテツ製作とサイト製作の2つの側面があります。
- ニッチな参入ワードを選択する
- 参入ワードの複合キーワードを全て調べる
- 複合キーワードを整理し、サイトストラクチャを作る
- 複合キーワードごとにコンテンツを作る。
コンテンツ製作に当たっては、現地に行って直接取材を繰り返し、徹底的に足で稼ぎました。本とかも購入して体系的な知識も吸収しました。
- 新規ドメインを取得
- エックスサーバー でWordPress
- Adsenseに最適なテーマでWordPressサイトを作り、コンテンツを突っ込んでいく
投下したコンテンツは39本、要した時間は5ヶ月
なお、4位を獲得するまでに投下したコンテンツは39本、要した時間は5ヶ月です。
気になるAdsenseの収益は・・
気になるAdsenseの収益ですが、今年の実績でこのサイトからは累計7000円くらいです。
というのも、最初の数ヶ月はほとんどアクセスがなく、ようやく2、3ヶ月くらい前から検索エンジン経由での流入が増えてきたからです。
来年の収益は恐らく数万円になるのではないかと思います。
まとめ
繰り返しになりますが、本書は本当に購入し、読み込む価値のある本です。Google Adsenseに取り組む全ての人にオススメです。