YouTubeの1再生あたりの収入は動画によって異なる
YouTubeの1再生あたりの収入0.1円と言われていますが、僕のチャンネルの場合はもっと大きいです。
以下は約200本アップした動画それぞれの1再生あたりの収入を再生回数で割ったものをカウントして、グラフにしてみました。
見て分かる通し、1再生あたりの収入が0.1円なのは全体の9%程度に過ぎず、1再生あたりの収入が0.2円なのは全体の36%、0.3円なのは同じく36%、0.4円は14%、0.5円を超える動画も5%程度あります。
YouTubeの1再生あたりの収入単価に影響を与える要因は?
YouTubeの1再生あたりの収入単価に影響を与える要因は多々ありますが、以下が僕が感じている要因です。
要因その1:チャンネルの視聴者層
広告収入はスポンサーが広告を出し、視聴者がその広告を見て何らかのサービスや商品を購入することで完結します。
つまり、スポンサーにとって大切な視聴者というのは、購買活動をしてくれる層をさし、未成年などの購買活動をしない層への露出は広告費の無駄遣い、ということになります。
要因その2:動画の品質と長さ
動画の品質と長さも大切なポイントです。
動画の品質が高く、一定の長さがあると、以下のプラスのスパイラルが生まれます。
- 動画が長い時間視聴される →
- YouTubeの品質スコアが上がる →
- YouTubeのおすすめ等に表示される→
- 動画の視聴数が増える
2022年4月現在、8分以上の動画を投稿すると、動画の途中でミッドロール広告が再生されます。8分以下の場合は、動画の開始時に広告が表示されます。
僕もそうですが、早く動画を見たいのに、広告が挿入されるとイライラしませんか? なので多くの場合可能な限り途中でスキップしてしまいたくなります。
しかし、個人的な感覚では、ミッドロール広告が表示される場合、ミッドロール広告は冒頭の広告よりもきちんと視聴される確率が高いような気がします。
当然、スキップされずに全て視聴された広告の方が、スキップされた広告よりも広告単価が高くなると予想できます。
要因その3:シーズン
チャンネルを運営していてはっきり分かっているのは、月によって単価がはっきりと変わっていることです。
以下は過去3年間に投稿した動画を投稿した月と広告単価でマッピングしたものです。
もちろん、投稿した動画は月を跨いで視聴されることもあるのですが、投稿後数日間が最も視聴数が伸びるため、傾向としては概ね信頼できると考えています。
上記の表から以下のことが分かります。
- 1月、2月、5月、6月、7月は0.4円以上の動画はほとんどなく、単価が低くなる時期
- 逆に高くなるのは、3月、8月、11月、12月の4ヶ月
YouTubeの1再生あたりの収入単価を上げて、収益を最大化するためのポイント
YouTubeの1再生あたりの収入単価を上げて、収益を最大化するためのポイントは上記を踏まえると以下のようになります。
ポイントその1:購買活動をしてくれる層をターゲットにする
まず最初に大切なこととして、購買活動をしてくれる層がターゲットなるようなチャンネルを作りましょう。
ポイントその2:一定の長さのクオリティの動画を出し続ける
ミッドロール広告が差し込まれる8分以上の動画で、可能な限り長く視聴してもらえる動画を常にリリースし続ける
ポイントその3:広告単価が高くなる月に集中して動画をリリースする
広告単価が高くなる月は通常よりも高い頻度で動画を投稿しましょう。