1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本で紹介されている銘柄選びで候補に上がってきたのが、今回僕が投資してみた株式会社FPGです。

株式会社FPGってどんな会社?

僕も全くこの会社のことは知りませんでしたが、株式会社FPGは、リースアレンジメント事業、特に飛行機のリースを手がける企業です。

一般的に企業側からするとリースを採用するには次のようなメリットが有ります。

  • 設備投資に多額の資金が不要
  • リース代を経費処理できる
  • 機器の使用予定期間に合わせて、リース期間を設定できる

考えてみると、航空機の価格はものすごい高額です。ボーイングやエアバスの機体は1機100-400億円もします。こうした高額な機器を航空会社が自分で購入してしまうと、多額のキャッシュが流出し、その後は資産として減価償却していくことになります。

こうしたデメリットをリース会社を仲介することで避けることができます。

株式会社FPGの分析をしてみた

1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本で紹介されている分析手法で分析してみました。

営業利益率と成長率は申し分なし

営業利益率と成長率は申し分ありません。営業利益率の高さは60%前後とものすごいことになっています。

成長率は2018年は増収減益となりましたが、2019年は増収増益を予定しています。

将来性は、今後5-7年スパンで10倍になる可能性を秘めている

次に、将来性ですが、理論上は今後5-7年スパンで10倍になる可能性を秘めていることが分かります。配当性向も48%と非常に高い。配当率は5%を超えています。

株式会社FPGの気になる点

数字をみる限りバラ色のFPGですが、見つけてから投資まで少し購入を悩みました。

株価はこの一年下落の一途

以下はこの1年の株価の推移ですが、1600円くらいだったのが、あっという間に1000円を切ってしまいました。はっきり言って、優良企業が激安価格で売られている状況です。

ボーイング機の墜落でさらに売られた

2019年4月現在、ボーイングBoeing737―MAX8 の墜落事故がニュースを騒がしていますが、このニュースが出てから、でさらに売られました。

ただ、以下のFPGからの発表を見る限り、業績への影響はないようです。

3月 10 日にエチオピアで墜落事故のあった Boeing737―MAX8 に関する当社への影響についてお 知らせします。

本件の墜落につきましては、当社および当社子会社(以下、「当社グループ」)が取り扱うオペレー ティングリース事業とは関係ございません。

ただし、Boeing737―MAX8 の取扱いにつきましては、 当社グループで行っているオペレーティングリース事業において、一部、同機種の取扱いがござい ます

しかしながら、賃借人とのリース契約では、同機種の航空機の運航の如何にかかわらず、リース 料が支払われる契約となっており、当社グループで行っているオペレーティングリース事業、ひい ては当社グループの業績につきましては、当該事故を起因とした影響は現時点ではないものと考え ております。従いまして、現時点で 2019 年9月期の通期業績に関する変更はございません

4月のイベントの影響でさらに株価が落ちるのではないか

4月はイギリスの離脱問題の期限と、大型連休突入リスクという2つのイベントが控えています。二つとも、株価に大きな影響を与えるイベントです。

結局は様子を見ながら株を買い足していく方針に

僕の少ない投資資金のうち、何割を入れるのかはちょっと検討が必要ですが、今がほぼ底だと判断し、購入に踏み切ることにしました。

この1週間は930円を底打ちに、ずっと上向きです。イベントで下落するなら、その時は追加投資をしようと思います。