アーバネットの失敗は忘れて、新しい銘柄を探したいと思います。

株探の【中間期】経常利益の通期計画に対する進捗率ランキングから有望銘柄を探す

毎月のルーティンとなっている、株探の【中間期】経常利益の通期計画に対する進捗率ランキングから有望銘柄を探したいと思います。

以下は、2019年11月25日時点の【中間期】経常利益の通期計画に対する進捗率ランキングです。該当企業は多くあるのですが、この中から配当率3.5%以上の銘柄のみを抜き出しています。

このランキングのポイントは、経常利益の通期計画に対する進捗率だ、ということです。つまり、前年度比や最終赤字かどうかは考慮されていません。そのため、毎回個別に前年度比をチェックして、業績の推移を確認する必要があります。

当然ですが、購入候補となるのはは増収増益の銘柄だけです。また、営業利益率も重視します。営業利益率が低いと、業績が少しでも下ブレした時に、赤字に転落するリスクを孕むからです。

購入候補になるのはテクノスマートとアートネイチャーのみ

上記のリストからのスクリーニングで、購入候補となるのはテクノスマートとアートネイチャーのみになりそうです。

テクノスマート

テクノスマートは減収減益予想です。ただし、過去5年間の全体としては上昇基調で、何よりも営業利益率が上記のリストの中ではトップです。

テクノスマートは、コーター・塗工機・フローティング乾燥機などの製造業を営んでいますが、販売先が中国、韓国などというのが気になるところです。

ただし、今期に関しては以下のような業績予想の修正が出ているくらいなので、目下は問題なさそうです。

アートネイチャー

アートネイチャーですが、過去5年の推移は以下の通りです。昔は僕もあまりピンとこない市場でしたが、四十を過ぎて、毎朝鏡で自分の髪の毛を見るたびに、少しずつ後退していく生え際に怯える日々を過ごしています。

業績は2015年から2018年までの3年間は減収減益ですが、その後折り返しています。ここら辺の細かい内容は詳しい内容を見ないと何とも言えません。