2019年4月、日本全国のAmazonプライム会員に激震が走りました。年会費が3,900円(税込)から4,900円(税込)になるというのです。今回はAmazonプライム会員にの値上げのポイントや今後のトレンドをまとめてみました。

Amazon(アマゾン)プライムの会費がついに値上げ

会員への連絡はメール

会員への連絡はメールで実施されました。以下が、Amazonから届いたメールです。

Amazon プライム会員の皆様

平素よりAmazonプライムをご利用いただきありがとうございます。Amazonプライムの会費変更に関するお知らせです。

Amazonプライムは2007年に配送特典のみで開始し、以降11年間、同価格でより多くの特典を追加してまいりました。配送特典対象商品は現在では数百万点に増え、プライム会員はその対象商品の配送を追加料金なしで無制限にお使いいただけます。さらに、Prime Videoの会員特典対象コンテンツへのアクセスや、Prime Music、Prime Reading、プライム・ワードローブ、世界各国で同時開催されているプライムデーなど増え続ける多様な特典の多くをご利用いただけます。プライム会員の皆様の生活を便利で豊かにするため、努めてまいります。

この度2019年4月12日付でAmazonプライムの年会費を3,900円(税込)から4,900円(税込)に変更する事となりました。

お客様がご登録されている年会費のお支払いプランにて会員登録の更新をされる場合は、2019年5月17日以降の会員登録更新時に新しい会費への変更が適用されます。

プライム会費の変更に伴う追加の手続きは必要ありません。会員登録は「アカウントサービス」でいつでも変更いただけます。

引き続きAmazonプライムをお楽しみください。

Amazon プライム

要するに「2019年5月17日以降の会員登録更新時年会費は1000円値上げするからよろしく!」という内容です。

会費の詳しい内容はヘルプページに記載。月会費だと年間1200円の値上げ

普段ほとんど見ない規約ページには、会費についてのリンクが貼ってあります。すると、以下のように年会費は1000円値上げ、月会費の場合は100円値上げで、年換算だと1200円の値上げになります。

Amazon(アマゾン)プライムの特典と僕の利用状況

では、Amazonプライム会員の特典をおさらいして、僕自身の利用状況を振り返ってみました。こうしてみると、僕にとっては、配送特典とプライムビデオだけに価値があると思います。

特典1:配送特典

迅速で便利な配送特典を無料で提供。対象のお急ぎ便、お届け日時指定便が無料。Amazonプライム会員の特典はここから始まっています。

管理人管理人

僕の利用状況:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

僕は年間100アイテム以上をコンスタントに購入しているので、かなりこの特典は利用しています。マーケットプレイスは以前はほとんどが送料有料でしたが、最近は無料も増えてきました。

特典2:プライム・ビデオ

プライム会員なら追加料金なしで、会員特典対象の映画やTV番組が見放題。TV、スマートフォン、PCなどで楽しめる。

管理人管理人

僕の利用状況:⭐️⭐️⭐️⭐️

プライムビデオにはかなりお世話になっていますが、それでも見るのは月に数回です。ただ、子供たちにも時々見せているので、合算するとほぼ毎週何かしらは視聴しています。このサービスのおかげで、僕はNetflixを解約しました。

特典3:Prime Music

100万曲以上が聴き放題。お気に入りの楽曲や音楽の専門家が選曲した数百のプレイリストを追加料金なしで楽しめる。

管理人管理人

僕の利用状況:⭐️⭐️

僕はAmazonエコーのユーザーなので、このサービスのおかげで、Amazonエコーを通してかなりの楽曲を楽しめるようになっています。ただ、Amazonエコー購入直後はかなり使っていましたが、最近はちょっと視聴頻度は落ちています。

特典4:Twitch Prime

Twitchが提供するTwitch Primeと連携可能。毎月の無料ゲームコンテンツ、Twitch Channelの購読などが利用可能。

管理人管理人

僕の利用状況:なし

今回初めて気づきました。このサービスはストリーミングを通してライブ配信やゲームのプレイが可能なようです。たぶん、今後も使わないと思います。

特典5:Amazon Photos

カメラ・携帯で撮った写真を何枚でも保存できます。 専用のAmazon Photo無料アプリをダウンロードすれば、自動に保存したり、写真を撮ったその場でFacebook, Twitter, LINEにて家族や友人と共有することも可能。

管理人管理人

僕の利用状況:⭐️⭐️

一時期はメインの写真の保存場所にしていましたが、Google Photoの方が使い勝手がいいので僕は利用をやめました。ただ、奥さんが一眼レフで写真を撮るのですが、一眼レフのRawファイルの容量無制限の保存場所としてだけ活用しています。Rawファイルの保存はGoogle Photoでは対応していません。

特典5:Kindleオーナーライブラリー

Kindle電子書籍リーダーまたはFireタブレットを持っている場合、対象のKindle本から好きなタイトルを毎月1冊無料で楽しめる。

管理人管理人

僕の利用状況:なし

Fireタブレットですが、一度購入したものの、やはり使いにくいので、利用をやめてしまいました。iPhone、iPadユーザーにはAndroid系の端末は使いにくいですね。

特典6:会員限定先行タイムセール

通常より30分早くタイムセールに参加可能。お得なタイムセール商品が購入しやすくなり、Amazonでのお買い物をさらに楽しめる。

管理人管理人

僕の利用状況:なし

あんまりタイムセールとかに飛びついたことはありません。

特典7:Prime Now(プライム ナウ)

Prime Nowは専用アプリでのお買い物を最短2時間でお届けというサービスです。

管理人管理人

僕の利用状況:なし

僕の住んでいる場所は対象エリア外なので使ったことがありません。

特典8:Prime Reading

さまざまなデバイスで、豊富な本・マンガ・雑誌が読み放題。読み放題サービスはKindle Unlimitedがありますが、こちらが数万冊から読める本を選べるのに対し、Prime Readingは数百冊から選べるという形になっています。

管理人管理人

僕の利用状況:⭐️⭐️

時々借りて読んでいます。ただ、前述の通りあまりいい本がないというのが正直な感想です。

特典9:Amazon Mastercard

プライム会員なら2%ポイントが貯まるAmazonクラシックカード。プライム特典が使い放題で2.5%ポイントが貯まるAmazonゴールドカードに申し込めます。

管理人管理人

僕の利用状況:なし

別のMasterCardを持っているので、使っていません。

特典10:Amazon Music Unlimited

プライム会員は特別価格、月額780円。まずは30日間の無料体験から。新曲から名盤まで、6,500万曲以上が聴き放題。

管理人管理人

僕の利用状況:なし

100万曲も聴ききれないのに、6500万曲は到底無理!

特典11:バーチャルダッシュ

バーチャルダッシュは、ウェブサイト上で商品ごとに何種類でも作成可能、商品の再注文を簡単にする機能です。

管理人管理人

僕の利用状況:なし

子供のオムツ用にDashボタンを一つ持っていたことがありますが、このバーチャル版がこれです。しかし、Dashボタンの対象商品は全然安くないことに気づき、利用をやめました。バーチャルダッシュも同様です。

特典12:Amazonパントリー

食品・日用品を中心とした低価格帯の商品をひとつから必要な分だけ、ひと箱あたり390円の取扱手数料で届けてくれるサービス。

管理人管理人

僕の利用状況:なし

日用品は、概ね近所のドラッグストアでまかなっています。ひと箱あたり390円はイタイ。

特典13:Amazonフレッシュ

生鮮食品や専門店グルメから日用品まで、必要なものをまとめてお届け。配送は8時から深夜0時まで。

管理人管理人

僕の利用状況:なし

僕の住んでいる場所は対象エリア外なので使ったことがありません。

特典14:プライム・ワードローブ

追加料金なしでプライム・ワードローブを利用可能。プライム・ワードローブは洋服の試着サービスです。送料・返送料も無料。

管理人管理人

僕の利用状況:なし

Amazonではあまり洋服を購入しないので、使う必要性を感じません。

特典15:Prime Pets (プライムペット)

ペット情報の登録で、対象商品がいつでも10%OFF。

管理人管理人

僕の利用状況:なし

我が家にペットはいません。

Amazon(アマゾン)プライムの解除の判断ポイント

Amazon(アマゾン)プライムの解除の判断ポイントですが、定期的に特典の利用状況をレビューして、支払ったお金と特典の利用状況のバランスが取れているか確認する必要があるでしょう。

僕の場合は、上記でレビューした通り、年間のアマゾンの購入商品数が100を超えるような状況では、辞めることのデメリットの方が大きいのが現状です。

また、辞めてしまうと、奥さんの写真データが吹っ飛ぶので、恐らく殺されるでしょう。爆

Amazon(アマゾン)プライムの会費を安くする方法

Amazon(アマゾン)プライムの安くする方法はないのでしょうか?安くする方法を2つ紹介したいと思います。

Prime Studentを利用すれば会費が半額に!

家族に学生がいる場合は、Prime料金が半額になるPrime Studentに申し込むことができます。

以下がAmazonで説明されている条件です。

日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校に現在通っている学生で、学籍番号をお持ちの方は、会員登録ページからPrime Studentにご登録いただけます。

籍番号がない場合は、学生用Eメールアドレスを入力いただく、または学生証の写しなど学生であることを確認できる書類をカスタマーサービスにお送りいただく必要があります

Amazon Mastercardゴールド

Amazon Mastercardゴールドの利用者で条件を満たす方は年会費が安くなります。

Amazon Mastercardゴールドは年会費が10,800円(税込み) かかるクレジットカードですが、Amazonプライム特典が使い放題、Amazonのショッピングで2.5%還元という特典が付いてきます。

さらに、以下の2つの条件を満たす場合は年会費が最大6,480円割引になるため、結果として通常のプライム会費よりも安くなります。割引の詳細は以下の通りです。

  1. 「マイ・ペイすリボ」に登録し、年に1回以上カードを利用すると、2年目以降から年会費が半額の「5,400円(税込み)」割引
  2. 「カードご利用代金WEB明細書サービス」のご利用で2年目以降年会費が「1,080円(税込み)」割引

注意が必要なのは「マイ・ペイすリボ」です。このサービスは、要するに毎月一定の金額しかクレジットカード会社に支払わず、超えた分の金額は翌月以降に持ち越される良い便利なサービスです。しかし、持ち越された場合は高額な金利がかかるため、バランスを崩すと、トータルでは割高なサービスになってしまいます。

このサービスを年に1回以上利用することが条件になっているので、例えば、毎月の支払いが10万円で、年に1.2度は支払いが10万円を少しだけ超える、というような方がいればトータルではお得になるはずです。