YouTube動画がどうしたらバズってくれるのか悩んでいる人も多いと思います。

実はYouTube動画がバズる仕組みはYoutube Studioの中にある分析ツールのページでYouTubeが懇切丁寧に教えてくれます。

以下最近バズった僕の動画の一つに表示された内容からYouTube動画がバズる仕組みを解説したいと思います。

動画の分析情報に表示された分析内容

バズった動画の分析ページには以下のような総評が自動的に掲載されています。実はこの総評はYouTube動画がバズる仕組みを実に簡潔に教えてくれています。

視聴回数が 96% 増加しています。この動画を視聴する普段の視聴者が増えたうえ、通常より長く視聴しているため、YouTube のおすすめでのリーチが拡大しています。

図解すると以下のようになります。

それぞれの要素について解説してきます。

視聴回数の増加の理由はYouTubeのおすすめに掲載

YouTube動画には「通知」「関連動画」「YouTube内検索」「ソーシャルメディア」「Googleの検索結果」など様々な流入ソースがありますが最も強力な流入ソースそれが「YouTubeのおすすめの掲載」です。

つまりYouTubeのトップページにユーザーへのおすすめとして掲載されることです。ユーザーへのおすすめにはさらに2つの要素があります。「トップページ」と「次の動画」です。

YouTubeトップページ

YouTubeトップページには自分の好みを分析したYouTubeが様々な動画を表示してくれています。

次の動画

次の動画とはある動画の最後に表示される動画の一覧です。

どのくらいこの「YouTubeのおすすめの掲載」が強力かと言えば先日バズった僕の動画の視聴者の流入比率は実に全体の8割!です。

分析ページには以下のように書かれています。

この動画が YouTube ホームと「次の動画」のおすすめから視聴された回数は XXXX 回です。同じ時間枠の中でチャンネルの他の動画が獲得する回数は、通常 XXXX~XXXX 回です。

ではどうしたらYouTubeにおすすめしてもらえるのか?

YouTubeにおすすめしてもらえる要素その1:サムネイルの高いクリック率

動画の視聴にはまずはサムネイルをクリックして貰わないと始まりません。分析ツールには以下のように表示されています。

クリック率が高く、チャンネルで普段の視聴者の関心を引き付けている動画は、YouTube で同じような動画を見ている視聴者におすすめ表示され、視聴回数が増える可能性が高くなります

先程の図解に追加するとこんな感じになります。視聴回数の増加のトリガーはまずはサムネイルということになります。

さらにサムネイルのクリック数がどうして上がったのかも教えてくれています。

クリック率が増加
この動画が表示されたときに普段の視聴者が視聴する確率は XX.0% です(通常は X%~X%)。

この値は全体のクリック率と差があります。チャンネルをよく知っている普段の視聴者の方が、それ以外のユーザーよりもこの動画を視聴する確率が高いためです。

さらに図解を追加するとこのようになります。

YouTubeにおすすめしてもらえる要素その2:相対的に長い平均動画視聴時間

二つ目の理由については以下のように書かれています。

平均視聴時間が長い

普段の視聴者によるこの動画の平均視聴時間は XX:XX で、通常よりも XX:XX 長くなっています。

この値は全体の平均視聴時間と差があります。あなたのチャンネルをよく知っている普段の視聴者は、そうでない視聴者より長くこの動画を視聴する可能性が高いからです。

つまり長く視聴してもらえる動画はYouTubeからより高い評価を受けることができこれがYouTubeのおすすめに表示しれもらえるトリガーの一つになっているのです。

まとめ:で, どうしたらいいのか?

YouTube動画がバズる仕組みが分かった上でどうしたらいいのか?ですが以下の2つがあろうかと思います。

魅力的なサムネイルを作る

まずはこれです。僕もサムネイル作りはかなり力を入れています。

魅力的な長い動画を作る

実はこれが本当に難しいです。動画を長くすること自体は簡単なのですが途中で視聴をやめられると逆に動画の評価が下がってしまいます。

そのため尺(動画の長さ)を稼ぎながら飽きられない動画を作る必要があります。これはもう企画から撮影, そして編集に至る総合力が必要としか言いようがありません。

以下の図が今回解説したそれぞれの要素の相関図です。是非参考にしてみてください。

以下の書籍は企画から撮影, そして編集に至る総合力を底上げする上で初心者におすすめの書籍です。チャンネル開設初期に読み物凄く参考になりました。

木村 博史 さんというクリエティブディレクターの方が書かれた本です。