1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本で紹介されている分析手法で投資先・投資候補先の企業を分析してみようシリーズです。今回は僕もお世話になっている日本エスコンです。
この記事の目次
日本エスコンとは
日本エスコンは、関西のディベロッパー
日本エスコンは、関西のディベロッパーです。日本エスコンが特徴的なのは、マンション建設だけでなく、商業施設やホテルなど、様々な分野にその触手を広げていることです。
以下はエスコン通信で紹介されていたトナリエ大和高田の事例。
昨年に中部電力グループに加入
日本エスコンはもともと王さんという個人の大株主がいましたが、昨年中部電力がこの王さんから大量の株を譲り受け、中部電力グループに加わりました。
この時に中部電力が王さんから購入した株価が1150円だったことから、人気に火がつき、去年は株価が一気に上がりました。
「1%の人が知っている…」で紹介されている手法で分析
日本エスコンの業績はすこぶる好調
日本エスコンの業績はとても好調です。
以下は過去三年間の業績の推移と2019年の見込み数です。前年度比20-30%で売上も利益も上昇しています。
株価は今後10倍以上になる可能性を秘めている
2019年の見込み数で計算しています。配当性向は32%。今後5-7年の目標株価は13.7倍と物凄いことになっています。これはどう考えても「買い」ということになります。
日本エスコンで気になること
株価は2018年に入ってからは上げ下げを繰り返している
バラ色の数字が並んでいる日本エスコンですが、2017年の大幅な上昇後、2018年に入ってからは上げ下げを繰り返しています。
特に、四半期決算発表後にドスンと落とされる、ということを繰り返していて、ホルダーとしては何度も煮え湯を飲まされました。原因は機関投資家の空売りのようです。特に昨年後半からは空売りを仕掛ける野村證券と、エスコンを愛する(?)個人投資家で売り買いの攻防がずっと続いていました。
この流れはまだしばらく続きそうです。
2019年の利益上昇率が鈍化
またもう一つ気になるのが、2019年度の着地予想です。過去数年は23-30%で増収増益を続けてきましたが、2019年度の利益は7-8%の伸びとなっています。
僕の日本エスコンの売買方針
僕が日本エスコンを見つけて投資し始めたのは2017年だったので、株価上昇に合わせてかなり美味しい思いをさせてもらいました。
しかし、その後は前述の通り空売り勢の生で上げ下げを繰り返すようになったため、上がったら売り、下がったら買うを繰り返すようになりました。
今後もこの方針で売買を積み上げていこうと思います。