飲み放題、食べ放題、遊び放題、使いたい放題、時代はとかく●●放題の時代です。
そしてついに、定額住み放題なるサービスが誕生していました。定額住み放題は、コリビング(co–living)サービスと呼ばれています。
今回は住み放題の3サービスを調べてみました。
この記事の目次
ADDress、HafH(ハフ)、ホステルパスの比較
以下が、2019年4月現在のADDress、HafH(ハフ)、ホステルパス3サービスの比較です。料金は様々なプランがあり、簡単に比較することが難しいため、1ヶ月住むことを基準に3つのサービスを比較しています。
サービス | ADDress | HafH(ハフ) | ホステルパス |
---|---|---|---|
提供企業名 | 株式会社アドレス | Kabuku Style | Little Japan |
拠点数(国内) | 12拠点 | 53拠点 | 14拠点 |
拠点数(海外) | なし | 7拠点 | なし |
月額費用 | 月会員5万円 年会員4万円 |
8万2000円 | 7万5000円 |
URL | https://address.love/ | https://hafh.com/jp/top/ | https://hostellife.jp/ |
リノベーション物件に住み放題のADDress
ADDressは、株式会社アドレスが提供する住み放題サービスです。
住居はリノベーションを施した、株式会社アドレスが管理・運営する住宅です。いきなりトップページの写真に古民家が出てくるのでちょっと引きますが、南房総、鎌倉、千葉県一宮、南伊豆、群馬県長野原、福井県美浜、徳島県美馬、徳島県三好、鳥取県岩美、東京上原、東京西品川、山梨県南部の12拠点の予約が可能など、国内12拠点の住居を利用することができます。
月会員5万円(税別)、年会員4万円(税別)が利用料金です。この金額に保証金や敷金、初期費用はかかりません。電気、ガス、水道、ネット回線料、予約されているベットが専有でご利用いただけます。キッチン、バス、トイレ、リビング、洗濯機等は共有スペースとなります。またアメニティも常備しています。
ただし、2019年4月現在、第1期、第2期募集は定員に達しており、新規募集をしていません。やはり、物件の数と会員の数のバランスをうまくとる必要があるのでしょう。
最大数の国内拠点と世界ネットワークが魅力なHafH(ハフ)
HafH(ハフ)は、住まいをシェアし、オフィスをシェアし、地方をシェアするというコンセプトの住み放題サービスです。ADDressとの違いは、「働く場所の提供」という要素も含まれていることでしょう。
予約可能施設は国内53拠点、海外7拠点です。海外はギリシャ、ケニア、マレーシア、ハノイ、台湾、フィリピンです。
国内は北は北海道、南は九州宮崎です。
宿泊施設は、リノベーションしたゲストハウスからホステルまでいろいろです。例えば、以下が東京で利用できる施設です。
料金ですが、利用可能日数別に5泊、10泊、30日と別れています。利用しない月があれば「おためしハフ」という無料会員に一旦なり、支払いを止めることができるなど、柔軟性が高いのがいいですね。
国内ホステル住み放題ホステルパス
ホステルパスは国内の14拠点のホステルに住み放題のサービスです。
料金プランですが、価格が決まっているのは以下の2つです。
- 多拠点パス:一度に予約できる回数が2泊で、多拠点居住者向け
- ホステル暮らしパス:予約できる回数に制限がなく、ホステル暮らしや長期旅行者向け
まとめ
僕個人は、家族がいるのでこのサービスを利用する必要性を感じませんが、以下のような方であれば使ってみる価値はあるのかもしれません。
- 短期の単身赴任の人
- フリーランスで働く場所を問わない人
- 週末だけ旅行に出かけたい人
- 長期のバケーションを楽しみたい方
普通のホテルに宿泊しても1泊数千円かかることを考えると、どのプランも非常にコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。