ヤフオクのアカウント乗っ取り詐欺を避けるために、今すぐすべきセキュリティ対策をまとめました。万が一乗っ取られてしまった後も有効なセキュリティ対策です。
ヤフオクで使っているアカウントを乗っ取られると、第三者が勝手に出品や落札することができます。
この記事の目次
パスワード無効設定をすぐにする
登録している個人情報やクレジットカード情報を安全に守るためには「パスワード無効設定」を行うことが簡単にできる第一歩となります。
パスワード無効設定とは、パスワードによるログインを無効にして、パスワードの
かわりにユーザーに送信された確認コードを入力してログインする仕組みです。
また、ユーザーがパスワードを忘れた場合でも、受信した確認コードでログインが可能です。
パスワードの無効設定は、スマートフォン端末からのみ手続きが可能です。
パスワード無効設定には、事前にSMS認証の設定が必要
なお、パスワードを無効にするには、事前にSMS認証の設定が必要です。
SMS認証は以下より設定が可能です。
パスワードを無効にする/有効にする
SMS認証設定が終わったら、以下からパスワードを無効にすることができます。
パスワードの無効設定は、ウェブでのログインのみ有効です。メールソフトやメールアプリでは引き続きパスワードでログインを行うため、パスワードを忘れないようご注意ください。
また、メールソフトでの不正アクセスを防ぐため、パスワードを無効にしている
場合であっても、パスワードは第三者に推測されにくいこれまでに設定したことのない
文字列へと変更することが必要です。
Yahoo登録情報の確認する
Yahooの登録情報もチェックしておきましょう。なりすましの場合は、勝手に個人情報を書き換えている場合もあります。
不審な連絡用メールアドレスを確認した際には、すぐに変更する
万一、不審な連絡用メールアドレスを確認した際には、連絡用メールアドレスの変更を行ってください。ここに他人のメールアドレスが登録されていたりすると、パスワードの変更メールを受け取れてしまいます。
Yahoo!プレミアムのサービス利用履歴を確認する
Yahoo!プレミアムなど、心あたりのないサービス利用履歴がないか、確認してください。
こちらも、心当たりのないものがあったら、利用停止のお手続をしましょう。
パスワード無効化設定ができない場合
何らかの理由で「パスワード無効設定」ができない場合は、「シークレットIDの設定」と「ワンタイムパスワードの設定」ができます。
シークレットIDを登録する
シークレットIDとは、ヤフーのID以外の別のログイン用のIDを設定する仕組みのkとです。
シークレットIDは以下のリンクから手続き方法を確認することができます。
シークレットIDでログインする設定を行ったあとはシークレットIDをY!ID欄に入力してログインしてください(パスワードは変更されません)。
ワンタイムパスワードを設定する
ワンタイムパスワードとは、ログイン時に、パスワードに加えて使い捨ての暗証番号を入力することで、不正ログインを防ぐ仕組みです。ワンタイムパスワードはメールとアプリの二つの方法で設定することができます。
ワンタイムパスワードを設定する(メールを利用する)
ワンタイムパスワードを設定する(アプリを利用する)
ワンタイムパスワードでのログインは、スマートフォン以外の携帯電話(モバイル版のログイン)では利用できません。また、以下の通り、パスワードを無効にしてSMS認証を利用している場合も利用できません。
もしヤフオクアカウントを乗っ取られてしまったら
もし他人にヤフオクアカウントが乗っ取られてしまったら、上記全てを実施した上で、すぐにヤフー側に通報しましょう。