眼科医・深作秀春氏の「世界最高医が教える目がよくなる32の方法」を読んだ感想

最近視力が落ちてきたと感じていましたが、そんな時に見つけたのがこの本。

著者の深作秀春氏とは

深作秀春氏は、日本最大級の眼科である深作眼科の院長です。本書によると、これまでに15万件の手術実績があり、様々な手術方法を開発したことで海外でも高い評価を受けているそうです。日本で初めてレーシック手術を成功させた人物としても知られています。

深作眼科ですが、東京の六本木と神奈川県の横浜に2つあるそうです。

目がよくなる32の方法は分からず仕舞いだが、いくつか本書から学んだこと

この本が最高に面白いところは、目がよくなる32の方法が何なのか、結局よく分からない点です。色々書いてありますが、32も方法が書いてあったとは到底思えません。笑

ただ、以下はいくつか実践できそうなポイントです。

視力回復に役立つものその1:スマホは1時間以下にする

これはかなり難しいですが、スマホが目に悪いことは直感的に分かることです。やっぱりブルーライトが悪いそうで、この本を読んでブルーライトを遮断するメガネを購入しようと思いました。

視力回復に役立つものその2:目に良い栄養素を取る

視力回復に役立つ食べ物といえば、ルテインを多く含んだブルーベリーが有名ですが、ブルーベリー以外にもルテインを豊富に含んだ食べ物はあるし、そのルテイン以外にも目に良い栄養素が多くあるようです。

  • ルテイン:パセリ、ケール、ほうれん草、ブロッコリー
  • ゼアキサンチン:クコの実、パプリカ、ほうれん草
  • オメガ3脂肪酸:アゴマ油、クルミ、サンマ、サバ
  • アスタキサンチン:サケ、いくら、エビ

魚介類は毎日食べるのはハードルが高いことを考えると、簡単に取り入れられるのは、ほうれん草やブロッコリー、パプリカなどの緑黄色野菜に、アゴマ油をかけてサラダにして食べることかと思いました。ちなみに、アゴマ油は加熱NGのようです。

視力回復に役立つものその3:目を温める、遠くを見る

近視対策にはこの二つの方法が良いそうです。これは簡単にできそうです。

逆に、激しい眼球運動を伴うようなマッサージなどはNGとのこと。

視力回復に役立つものその4:糖質制限

糖質制限と視力がどのような関係にあるのかというと、糖尿病による失明を避けるためということのようです。

本書が進めている最も簡単な糖質制限は白米やパンなど主食を抜くことです。もちろん、お菓子やジュースなどもNGということになります。

驚愕の眼内レンズ手術による視力回復

本書の後半では、白内障手術について色々書かれていますが、白内障は外科手術以外で治療は不可能とのことで、その治療時に、多焦点眼内レンズを埋め込むことで、視力を回復させることができるそうです。

この多焦点眼内レンズの手術ですが、深作眼科のチャンネルに動画が掲載されています。グロすぎますが、強度の近視と乱視に苦しんできた僕としては、試してみたい手術ではあります。

詳しくは、本書を是非読んでみてください。